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下流社会 (三浦展 著)

  • 2006/01/23(月) 22:21:16

下流社会 新たな階層集団の出現
「下流社会」とは著者の造語です。ここでいう「下流」とは単に所得が低いと言うことではなく、コミュニケーション能力・働く意欲・学ぶ意欲・消費意欲、つまり人生全般への意欲が低い人たちのことだそうです。

この本では、統計データを下に著者の判断で分析してます。本人が指摘してるようにサンプル数が少なめです。そしてそのわりには分析結果が、身もふたもないほどです。「未婚だと生活満足度は低下」「女性は大学を出ないと上流になれない」「年収500万円が結婚の壁」「自分らしさ/個性尊重志向が高いのは下流に多い」「下流の男はひきこもり、女性は歌って踊る」とか。あんまり書くと営業妨害なのでこれ以上は書きませんが、身もふたもないコトが連続してますw

ただ「自分らしさ/個性尊重志向が高いのは下流」との傾向があることは意外でした。逆かと思ってたんですが違うんですね。それから、コミュニケーション能力の差が勝ち組/負け組みを分けるとの分析には納得できるものがあります。あと「聡明な女は、料理と化粧と英語がうまい」という分析結果もあったことも付け加えておきます(笑)

自分なりの分析結果というか考えたことは、今の日本は「勝ち組」「負け組み」に分かれてしまったと騒がれてますが、意外と公平な社会だと思うこと。なぜなら階層が固定化されてないので、本人の努力次第で上にいける社会だから。上流の人たちは、「自分探し/個性尊重」などといわず、勉強し仕事してます。つまり、「人生に意欲を持ってバリバリ働く人」が上流で、「意欲がなくてダラダラ働く・又は働かない人」が下流と分かれる社会はある意味正常です。たとえば、勝ち組の代表選手のホリエモン(今は負け組?)も出身は中流です。中流から出発して、本人が寝る間も惜しんでバリバリ働いて(危ないこともやりつつも)六本木ヒルズに住み続けてるわけです(本日1/23、逮捕されちゃいましたが)

ただし問題は階層の固定化が進む傾向であること。固定化こそが問題です。

今の大人はある程度好きで下流を選んでるのだから問題なし。なぜなら、今の下流は自分の選んだライフスタイルとしての下流です。まだ親が中流だったはずなので、上流・中流になるチャンスはあったのだから。ただし階層の固定化がこのまま進むと、下層の子は努力するチャンスも与えられずに下層のまま親になり、その子供もまた努力するチャンスも与えられずに下層のまま生きていくことになります。この傾向が続くと、たとえば今年生まれた赤ちゃんがお母さんになった頃(20年後?)もしくはおばあちゃんになった頃(50年後?)、日本は固定した階層社会なってる恐れがあります。となると、去年のフランスの暴動や、イギリスのテロみたいなことが日本でも起こるでしょう。(物騒な結論になってしまった、どうしましょうw)

最後に~
この本は、久しぶりに読みづらい本でしたね。なぜなら、統計データが延々と続きその分析結果が多少極端気味。しかたないので、自分の頭でデータをいちいち考えなければならなく読みづらかったのです。正直、考えるのがめんどくさいんですけどね。逆に言えば、普段いかに頭を使っていないかという証拠です(笑)近頃の私は、ハンバーグばかり食べてあごの筋肉の弱った現代っ子みたいに、分かりやすい文章ばかり読んで、考える頭の筋肉が弱ってます。しかも、読んでから1ヶ月たってるので、内容も半分以上忘れてるし、困ったもんですw

最後の最後に~
本日(1/23)ライブドア社長堀江貴文が逮捕されました。
結果はどうなるかは分かりませんが、時代が大きく変わる転換点になるでしょう。

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この記事に対するコメント

うちのダンナさんも、この本読んでましたが、「統計ばっかりで読みにくい」って言ってました。だから、最後まで読んだのかどうか・・・(笑)。
タイトルがすごくキャッチーなので、読みやすそうなイメージがあるんですけどね。
「個性的に生きようとすると、個性的に生きられなくなる、型にはまれ!」みたいなことを確かドラゴン桜でも言ってたような気がします。

それから、階層社会になるのが問題なのではなくて、いったんその階層にハマると抜け出せなくなることが問題なんだと私も思います。「アメリカン・ドリーム」の国アメリカでも、今では下から這い上がっていくのは不可能に近いらしいです。やはり小さい時からある程度の教育を受けられる環境にないと上には上がれないんだとか。

堀江社長が、あの若さで、名だたる大企業や政治家や経団連まで振り回すような大きな存在になれたことは、年功序列の日本においては画期的な出来事でしたね。若けりゃいいってもんでもないですが、若くてバイタリティーがあって、ものすごく勉強していていろんなことに目を向けられる若手経営者がもっと増えればいいんじゃないか、と思っていたんですが・・・。

それから、これからは料理も化粧も英語も頑張ろう(笑)。

P.S.
ブログ村ランキング、イラスト部門に変わられたんですか?それともカテゴリーを分割?

  • 投稿者: Rach
  • 2006/01/24(火) 14:25:40
  • [編集]

■Rachさんへ
けっこう話題になった本なので、読まれた人も多いかと思ってたんですが、旦那さんが読んでましたか。実は12月に途中まで読んでたのを、最近読み終わったんです。ブログに書こうと思わなければ、途中で止めてたかも知れません(笑)

ブログ村は、最初は「英語」と「本」に登録してました。最近「本」を止めて「英語」と「イラスト」に登録してます。なんせ、ご存知のようにw英語の話題が少なすぎるブログです。英語ランキング登録は「虚偽の粉飾決算」でライブドアみたいに訴えられる恐れがあるので気を使ってます(笑)自分にピッタリのカテゴリーがあれば、それ一本に絞れるんですが・・・

  • 投稿者: sat
  • 2006/01/24(火) 21:12:19
  • [編集]

私、ライブドア事件で妙に気分が落ち込んでいます。あのカリスマ性とバイタリティ、明晰な頭脳と独特のキャラ・・・ひさしぶりに面白い男が出てきたなって思ってました。何をやらかしてくれるだろうって、いつも彼の動きに注目していましたが、ずっと違和感みたいなものは感じていました。自分でもどうしてここまで気が滅入るのかわからないんですが、もやもや感がとれないんです。一人の人間の激動の人生をみて、震えがくる感じ。。。なんだか人生そのものを考えさせられるような重い事件です。。。珍しくマジです(笑)。

  • 投稿者: KIKKA
  • 2006/01/24(火) 23:28:09
  • [編集]

■KIKKAさんへ
(テレビを通してとはいえ)知っている人間が破滅する瞬間を目撃したのですから、落ち込む気持ちは分かるような気がします。たとえるなら「死刑執行の実録映像」を見せられたようなもので、まともな人間なら気が滅入るものです。
あと、マスコミのあまりにも露骨な「手のひら返し」を見ていると、人間の醜さを見せつけられた気がして、私としても気分が悪いです。

私としては、堀江氏の「人の家に土足で上がる」ような振る舞いはキライですし、不必要な敵を作るだけなので経営者として下手だと評価しています。でも、それ以外の部分は高く評価もしています。
今回のライブドアショックは「東証の度重なる怠慢」「コイズミ自民の悪乗り」「堀江氏の悪乗り」の3つの原因があると思ってます。でも、無用に敵を作ってきた堀江氏のみが、責めを負わされることになるんでしょうね。もし、堀江氏が罪を犯したんなら罰を受けるのは当然としても、なんだか釈然としません。とにかく、私もニュース特番を見ながら複雑な心境でした。

  • 投稿者: sat
  • 2006/01/25(水) 00:25:11
  • [編集]

その昔、桐島洋子の『聡明な女は料理がうまい』という本がありましたね。

今から聡明になるのはムリだと思われます。料理と英語はもう少しうまくなれたらいいなあ~と思いますが。(笑)


  • 投稿者: NONNON
  • 2006/01/25(水) 20:25:00
  • [編集]

こんにちは!
この本ちょっと気になって買おうかと思ったのですが、「さおだけ屋・・」とどっちにしようか悩んで結局止めました(笑)。satさんのおっしゃる通り、統計が多くて読みにくそうだったので。でもこの記事を読んで、やっぱりまた読みたくなりました。

本の内容は忘れますねえ。読んだはずなのに、読み返すとまるで新しく手にとったみたい(笑)。・・・困ったものです。

  • 投稿者: agathe
  • 2006/01/25(水) 21:01:34
  • [編集]

■NONNONさまへ
「聡明な・・」のフレーズはどこかで聞いた気がしてたんですが、そういえば、そういう本がありましたね。さすがの私も読んでませんが、タイトルだけは聞いたことがありました。

>今から聡明になるのはムリだと思われます。

いやいや、今からでも遅くはありません。
たぶん、料理と化粧と英語がうまくなれば、聡明になれるはずなので、今からでも頑張りましょう(笑)
・・別に今現在、聡明ではないという意味ではないですがね(笑)

  • 投稿者: sat
  • 2006/01/25(水) 23:20:56
  • [編集]

■agathe さまへ
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 」も気になるタイトルですね。実際本屋さんで手にとったことがあります。面白そうだったんですが、他に別な本を買っていたので止めた経緯があります。
それにしても、光文社の「新書」シリーズはタイトル付けが上手いです。きっとやり手の編集者がいるんでしょうね。内容はあたりはずれも多いんですが、タイトルが上手いのには脱帽です。

私はよく本の内容を忘れますが、あまり気にしないことにしてます。
それでいいんです、たぶん(笑)

  • 投稿者: sat
  • 2006/01/25(水) 23:31:10
  • [編集]

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